水ぼうそうと聞いて、私は子どもの頃の苦い思い出が蘇ります。高熱で頭痛、全身はしんどい、お腹背中はもちろん、顔やアタマの中まで発疹がでて、鏡に映る変わり果てた自分の姿をみて「ああ、、、わたし死ぬんだ・・・」と感じたのを覚えています。もちろんその後症状は治まり、今は元気に生活していますが・・・
水ぼうそうの予防接種は、私が子どもの頃はまだなかったかな?自然にかかるとより強い免疫力がついて良い!なんて言われていたそうですが、あれは違うみたいですね。予防接種でも2回接種すれば自然にかかったのと同じくらいの免疫力がつくし、何より合併症がない。とのことです。
合併症としては、有名なのが帯状疱疹ですね。調べてみると、水ぼうそうの原因となるウイルスは完全に消えて無くなるのではなく、神経の中に潜んでるらしいです。それで風邪をひいたり、ストレスがあったり、疲れたりした時に免疫力が弱くなって、再活性化して悪さをするみたいです。私も2年前になりました。なんか脇腹のあたりがピリピリ痛痒いなと思っていたら、赤い発疹が読んで字のごとく帯状に広がって、痛みは増すばかり・・・。
病院にかかったら、帯状疱疹ですね、お子さんは水ぼうそうのワクチンを受けてるか、水ぼうそうにかかりました?と聞かれました。帯状疱疹ウイルスが水ぼうそうの免疫を持たない人にかかると、水ぼうそうとして発症するみたいです。教えてもらえば納得できる話ですが、素人の私からすると目から鱗でした。ちなみに治療のための抗ウイルス薬がまた高価で・・・。命にかかわる合併症ではないにしても、こういったことも予防できるなら、ワクチンはしておくべきだなと思いました。