B型肝炎ワクチンは、以前までは任意接種でしたが、5〜6年前より定期接種になってると思います。
感染経路は出産のとき母から子へ、針刺し事故、性行為など、比較的限られた場所でしかうつらないイメージでしたが、唾液や汗など、けっこういろいろな経路から感染してしまうことが判明してきたため、定期接種へと昇格したようです。
実は私も何回か自費で接種してるんですが、抗体価は上がるのですかね?一度、その当時勤務していた会社の福利厚生で、血液の抗体検査を受けたことがあるのですが、3回ワクチン接種したにもかかわらず抗体価は陰性でした。当然その後もB型肝炎ワクチンは受けているのですが、その後は抗体価を評価する血液検査は受けていません。
一回の接種でも抗体価がしっかりつく人と、何回うっても少しも抗体価上がらない人とでは、何が違うんですかね?体質や、接種したときの体調にも左右されるんでしょうけど…。私がウィキペディアで調べたところによると、そもそも抗体は、タンパク質でできているようです。タンパク質はアミノ酸からできていますが、そのおおもとは毎日カラダに摂取している食事です。シッカリと1日3食、好き嫌いせずに食べていたら、良質のアミノ酸、つまりタンパク質が摂れるので、ちょっとやそっとじゃ下がらない、良質の抗体が作られることでしょう。
B型肝炎ワクチンは不活化ワクチンの分類に入るらしいです。毒性を弱めたウイルスそのものを体内に入れる生ワクチンとは違って、不活化ワクチンはウイルスをバラバラに分解して毒性を完全に失くしたものを使用するので、カラダの免疫機構が反応しにくく、抗体が作られたとしても短い期間ですぐに下がってしまうため、3回、4回と生ワクチンに比べて多くの回数うたなければならないと理解しました。私は2クール 合計6回もうったのですが、果たして抗体価は上昇しているのかな?
それを考えたら、ヒブ、肺炎球菌、日本脳炎という不活化ワクチンはいずれも4回の接種が必要なのは納得がいきますが、ちゃんと抗体価は上昇しているんでしょうか。私みたいな中年と違って、乳幼児はワクチンに対しての感受性も高いでしょうから、きっと免疫機構がよく働いて、抗体価は上昇していることでしょう。私が立てた仮説が正しければ、生後2ヶ月から定期接種になっているB型肝炎ワクチンは乳幼児の時に接種するべきで、大人になってから接種すると諸事情でつかない、抗体価が上がらない、と説明できるんでしょうか。厚生労働省が斑作って、検証してほしいですね。