四種混合ワクチンの予防接種について

四種混合ワクチンは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの4つの感染症を防いでくれるワクチンです。一昔前は三種混合だったようです。私独自のリサーチによると、何年か前にポリオが加わったみたいです。

以前はポリオは生ワクチンで、飲むタイプのものでした。しかし、生ワクチンは生きたウイルスなので、ワクチンを受けたことによっての副反応、ポリオにかかってしまった状態になってしまうことがあったみたいです。それはまた怖い話です。

ポリオは急性灰白髄炎とい正式名称があって、神経が麻痺してしまって歩けなくなったりするんだそうです。起こる確率は550万人に一人なので、とてもまれな副反応ではあります。しかしそれを予防するワクチンによって発症してしまうのは本末転倒なので、不活化といって、病原性を完全に無くしてしまったものにして、三種混合に組み込み、四種混合となったようです。予防接種のルールが頻繁に変更になるのにもこういった過去があるからなんですね。

それにしても、4つの病気を一気に防いでくれるワクチンはすごいですよね。もしこれがそれぞれ独立したワクチンだったら、同時接種はいったいいくつしないと・・・と考えると、子どもちゃんたちがかわいそうに思えてしまいます。クリニックにも何回通えばいいものやら。母子手帳には毎回書いてもらってますが、忘れてしまいそうです。

海外ではB型肝炎を加えた五種混合ワクチン、さらにヒブを加えた六種混合ワクチンも使用されているようですので、近い将来に日本でも承認されると、親御さん、お子さまの負担も減っていいですね!