麻疹風疹ワクチンの予防接種について

時々新聞記事やネットをにぎわせる、麻疹の流行。一時的とはいえ怖いです。上の子は1歳と6歳のときに二回うちました。現在は2回になってますが、私が子どもの時は1回のみでした。やはり1回接種だけだと抗体価が落ちていくんですね。麻疹ウイルスや風疹ウイルスはインフルエンザウイルスやコロナウイルスと同じく消えないみたいですね。世の中から完全に無くなればいいですけど、どこかに潜んでいて、抵抗力のない人間を見つけるとすばやく感染して、病気を引き起こします。

多くの人が抗体を保持して病気の蔓延を防ぐことを集団免疫というそうです。抗体は、ウイルスが体内に侵入してくると刺激されて量が増えるそうです。なので、少しでも抗体を持ってるとちょっとかかっただけでも抗体価は上昇するはずです。でもウイルスがほとんどいなくなって、かかる人が少なくなってしまうと、いなくなってくれた方がいいのですけど、抗体価はどんどん低下していきます。なので、ワクチンをうって、抗体価を維持しないといけないそうです。本当に2回で大丈夫なんでしょうか?長年かかってないから抗体を持ってるとは思うんですが、たまたまかかってないだけかもしれません。調べるためには近所の内科クリニックに行って、希望すればできると思うんですが、いかんせんお金がかかってしまうので、そこまでは・・・と思ってしまいます。毎年これだけ税金を払っているんなら、保険でなんとかしてくれればいいんですけどね。今般のコロナ禍での医療費の使いようをみているとそういうわけにはいかないのも納得できますが。

しかし麻疹風疹ワクチンが定期接種になって、公費負担になってから、日本国民はほぼ全てがうっているので、現在は自然にかかった人はほとんど見なくなったと、どこかの先生がこの間テレビで言ってました。安心はできますが、自然界にウイルスがどこかに潜んでいることを考えると、あと抗体価が少ない人が増えてくると、またプチパンデミックが起こりそうで気をつけなければなりません。公費で成人にもう一回・・・というのはやはり医療保険の問題で難しいでしょう。子どもの時の2回接種で一生抗体価が持続すればいいのですけど。

その点、風疹に関しては先天性風疹症候群の問題や、中年男性の一時期うってなかった世代がある問題で、公費で抗体検査、ワクチン接種をしてくれる自治体があるので、大いに活用したいです。